
地域のみなさまのための整備工場
Auto Garage.Color's 国土交通省九州運輸局認証工場
0985-67-5586
宮崎県東諸県郡国富町本庄1318(くにそう会館西隣り)
今回のご依頼は同じ個所3度目の自損事故ということで、パネル交換作業が妥当な判断でしたが、こちら特殊車両で室内に車いす昇降用リフトが備え付けてあります。
パネル交換作業ですとこのリフト脱着が必須となり、リフト脱着で3名で2日の人時が修理費用に加算され、膨大な修理費用が必要になります。
従いまして作業効率を考慮した結果、鈑金修理で作業を行う事になりました。
鈑金修理を行う際、パネル内側のトリムの取り外しが必須になります。付随作業でシート及びシートベルト等の取り外しが必要になります。特殊車両ですので複雑な構造をしており、手間の掛かる作業になります。
今回、同じ個所を3度目の損傷ということで、随分とパテが付けられていました。
ちなみにパテを剝がすだけで1時間を要しました。広めの鈑金作業になりますので、テープを張り付けパネルの凹凸を目視しながら作業を進めます。
広範囲の鈑金ですので、それなりの作業時間を要します。当然、見積もりに計上してあります。パネルは最終的に絞りを入れて張りを出します。ヘラ付けパテは鈑金パテ~ポリパテと2種類使用します。
ポリパテの研磨が完了しましたら通常はサフェーサーを塗装しますが、その前にスプレータイプのパテを塗布します。最終的な細かい歪取りを行う際に最適な工程になります。
サフェーサーに近い感じですがポリエステル系ですので、パテ(下地)に分類されます。
スプレーパテを研磨し最終的な歪取りが完了しましたら、サフェーサーを塗装します。
ボディーカラーがホワイトですので、サフェーサーもホワイトタイプを塗装します。
上塗り工程の際、色の染まりが早いので、作業性が向上します。
上塗り塗装はベースコートとクリヤーコートの2段階塗装で、通称2コートソリッドと呼ばれる塗装方法になります。クリヤーはパネル1面塗装することできれいに仕上がります。
磨き仕上げを行い、完成納車です。
このような大きいサイズのお車も余裕で積載車に積むことが可能です。
ちなみに今回の修理費用は税込み215,982円でした。車両保険を使用しましたので、お客様ご負担は無しです。
この度は日産キャラバン、クォータパネル鈑金修理のご依頼を頂き、誠にありがとうございました。
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