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宮崎市 旧車レストア ダットサン フェアレディSR311 フード修理

中央プレスラインの塗装浮き

 ☆☆宮崎市にお住まいのH様から、ダットサンフェアレディSR311のフード塗装修理のご依頼を頂きました。

年式の古い昭和44年式フェアレディSRのフードの塗装修理のご依頼で、パっと見塗装はきれいな感じですが、よく見ると塗装の割れが見られます。

年式からして、何度も塗装してあるのは想像出来ます。

メッキモール端の塗装浮き

 ☆作業内容1⃣ 状態の確認

表面に浮き錆は出ていないのですが、塗装の不自然な割れを確認できました。
この感じですと、塗装の下の鉄板が錆びている状態だと想像がつきます。


塗装を全て剥離して鉄板の状態を確認することにします。

塗膜の部分研磨

 ☆作業内容2⃣ 部品の取り外し

まず、車体からフードを取り外します。

次に塗装の剥離作業を行うのですが、塗膜の層がどのような状態なのか確認するため、エアーサンダーで一部鉄板までサンディングします。


金属素地の上はファイバーパテ?~ラッカーパテ~ラッカーサフ~ウレタンサフ?~クリーム色の何か?~ラッカーサフ?~ベースカラー~クリヤーコートといった順で、不思議な塗膜状態でしたので、全面剥離を行います。

干渉部の修正

 ☆作業内容3⃣ フロントパネル修理

フロントパネルには左右同じ個所に傷があり、錆が出ていましたので修理します。

これは、フードを開けすぎた時にフロントパネルに干渉するためで、いかにも昔の車といった感じです。


左側はフードと同じ塗膜の層でしたが、ここは剥離作業は行いません。

剥離剤の塗布

ビニールでカバーします。

 ☆作業内容4⃣ 剥離剤塗布

ボンネットフードパネルに剥離剤(リムーバー)を塗布して、塗膜の剥離を行います。
この作業は強力な溶剤を用い、塗装の被膜を金属パネルから浮かせて取り去る作業になります。
剥離剤塗布後、表面をビニールでカバーする事により、溶剤の蒸発を抑え中を蒸す状態にし、より効果的な剥離作業が可能となります。

スクレーパーによる塗膜剥離作業

塗膜剥離完了

 ☆作業内容5⃣ 剥離作業

剥離剤の塗布を何度か繰り返し、スクレーパー等を使用し塗膜の剥離を進めます。
細かい塗膜の除去はサンドペーパーを用いサンディングで行います。
塗膜剥離後は金属パネル表面に錆の発生が確認できました。
当然こちらも取り除きます。

穴あき部分溶接前の防錆剤塗布

鉄板溶接完了

 ☆作業内容6⃣ 鉄板切り継ぎ溶接

ボンネットフード前面は裏からの錆が進行しており、錆を取り除くと穴の開いた状態になりましたので、これを鉄板溶接で防ぎます。
非常に手間のかかる工程です。

ポリパテによる下地作業

金属露出部の化成被膜処理

 ☆作業内容7⃣ 下地作業

パネル表面は細かい歪がありましたので、ポリパテを使用し修正を行います。
金属露出部はエッチングプライマーによる化成被膜処理を行います。
防錆と中塗り(サフェーサー)の密着が目的です。

サフェーサーでシーリング

2コートソリッドカラー

 ☆作業内容8⃣ 上塗り塗装

サフェーサーでパネルをシーリングし、上塗りの準備を行います。
ホワイトはソリッドカラーになりますが、今回は2コート仕様になりますので、最後はクリヤーをオーバーコートします。
当然最上級グレードのクリヤーを用います。

 ☆☆完成です。

塗装完了後、車体に取り付け磨きを行い完成です。
今回は剥離塗装でしたので、修理費用は100,000円になりました。
H様、この度はフード塗装のご依頼を頂き、誠にありがとうございました。

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